とやまの木せいひん研究会
とやまの木せいひん研究会
緑なす森で囲われた私たちの祖先は森とともに生き、木と心を通じ、木にしかできない形、木にしかない美しさを見つけ、生活の中に木を生かしてきました。住まいや多くの建築物はもとより建具、彫り物、タンス、おけ、おわん、ゲタ、箸などの身のまわりの品々は、それらにこめられた先人の知恵と技術からつくられてきました。しかしながら、それらの多くの品物は過去のものとなり、木・つくり手・つかい手の関係も希薄なものとなりつつあります。
このような状況を鑑み、富山県の木製品に関わる有志が集まり「とやまの木せいひん研究会」を設立しました。地域材の有効活用を図り、木製品の研究活動と普及活動を通じて、実用に資する製品を生み出すことにより、富山県の木製品に関わる産業の育成と、富山県民の生活文化向上に寄与することを目的としています。そのため、木に関わる多くの方々と密接な連携をとりあい活動をしています。